ボトムズの資料本について



「オレは資料なんて見ないで好きなように作るぜ」というのも男らしくて素敵だなあと思いますが、
私なんかは「ここはどうなっているんだろう?」とか「ここはどういう意図でこういうデザインになっているんだろう?」
とか気になってくるんですよね。キットの箱や説明書だけでは不明なことも多々ありますし。
そうなってくると欲しくなってくるのが資料本。
中にはムックならではのオモシロ設定が載っているものもあり、遊び心が刺激されること間違いなし。
古いものはお値段が高くなっていたりするので、買う前にファンタムクラブのメンバーとかに見せてもらったりすると
いいでしょう。

書籍画像 解説 収録作品

(上・第9号 下・第10号)
『デュアルマガジン』 タカラ1982〜1985年発行


ボトムズのメインスポンサーであったタカラより発売されていた季刊誌。本放送中は設定・物語の紹介が行われ、放送終了後は「ATメカニズムヒストリー」なる編集部独自のAT発展史や小説「青の騎士ベルゼルガ物語」が連載された。
上記のふたつの連載に登場したオリジナルATの画稿はその後のムックでは部分的にしか再録されていないため、貴重である。
最後に、ボトムズはコンテンツの中のひとつに過ぎないので過剰に期待してはいけないということを付け加えておく。

GOOD 見易い画稿 元祖ブルーナイト 新井ちゃんツヴァーク
BAD   作例の平均レベル少々低め

設定画 ★★★
カラー画稿 ★★
独自性 ★★★★
総合 ★★★

AT開発史
青の騎士ベルゼルガ物語
ボトムズ事典
ボトムズディオラマ
ボトムズシミュレーションゲーム
DMモデルショウルーム













『TV』


































『コミックボンボン』 講談社1982年〜発行


2006年現在からは想像できないが、1982年創刊当時の同誌は巻頭カラーグラビアを始めとするアニメプラモ特集がウリであった。
その流れで1983年から1984年にかけてはボトムズの作例も多数掲載されたが、その殆どはムックなどに再録されていない。
(のなかみのる氏の連載マンガ『装甲騎兵ボトムズ』は単行本化されている)
勿論、言うまでもないことだがボトムズの記事は全体の割合からするとほんの微々たるもの。
しかし左の画像の『ベルゼルガ宇宙戦闘用タイプ』や『ダイビングビートル地上戦闘用タイプ』は画稿・作例ともにやはり他のムックでの再録がないので、どうしても見たい人はボンボンを買うしかない。

GOOD 珍獣ATとその作例
BAD  入手困難

設定画 ★★
カラー画稿 ★★
独自性 ★★
総合 ★★

連載マンガ『装甲騎兵ボトムズ』(のなかみのる)







『TV』
『ロマンアルバムEXTRA 装甲騎兵ボトムズ』 
徳間書店1984年9月発行 890円

TV版の資料はこれ一冊でOKと言っても過言ではない。
ATだけでなく、サブメカのカラー画稿も多数収録されており
非常に資料性は高い。

GOOD 見易く豊富な画稿 高荷ピンナップ
BAD  特になし

設定画 ★★★★
カラー画稿 ★★★★
独自性 ★★
総合 ★★★★

塩山紀生・高荷義之ピンナップ
フィルムストーリーダイジェスト
メモリアルシーン
キャラクター集
メカニック集
チーフディレクターインタビュー




















『TV』

『ボトムズオデッセイ』 
みのり書房1985年11月発行 1800円


アニメ本編の設定画の収録は少ないが、
編集部オリジナルの文章と描き下ろしイラストは桁違いに多く、イマジネーションを拡げるという点においては非常に役立つであろう一冊。
後年本著独自の設定からアニメへと登場を果たしている設定としてアストラッドや機甲猟兵等があり、有形無形に後のOVAに大きな影響を与えている。

GOOD 膨大な描き下ろし画稿 元祖グラントリードッグ スコープ鶴崎
BAD  少々お高い 


設定画 ★★
カラー画稿
独自性 ★★★★★
総合 ★★★★

ビジュアルストーリー
オリジナルイラストレーション
ミリタリーイラストレイテッド(百年戦争と装甲騎兵・兵器と制服・ギルガメス戦術ウォーゲーム)
デザインフォーボトムズ
スタッフ座談会
企画設定資料集
































『TV』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『MODELER'S MATERIAL 6 装甲騎兵ボトムズ』
 HobbyJapan1986年8月発行 680円


基本的には月刊ホビージャパンに既発表の作例の再録本だが、新規や月刊掲載時のものに修正を加えた作例も若干ある。
設定画は本著発売当時の最新OVA『ビッグバトル』のみ収録。

GOOD 初のボトムズ模型本 
BAD   バララントラント戦闘機の写真が小さい  横山宏AT、小林誠ATが未再録


設定画 ★★
カラー画稿 ★★★★(注)
独自性 ★★★★
総合 ★★★
(注:模型ムックのため作例のカラー写真の量・質による)
1/24エクルビス ライトスコープドッグ ラビドリードッグ ブラッドサッカー スコープドッグTC ファッティー
1/35ツヴァーク ストライクドッグ ベルゼルガDT ラビドリードッグ バララント戦闘機 ATフライ EX-10カーゴトラック
MAX渡辺による大河原邦男・高橋良輔インタビュー
「ビッグバトル」ダイジェストストーリー&設定資料集
『TV』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『BLUE KNIGHT 青の騎士ベルゼルガ物語』
HobbyJapan1987年2月発行 980円 (2005年再販)

デュアルマガジン版を経て、全編リニューアルされて朝日ソノラマから出版された小説「青の騎士ベルゼルガ物語」の人気により企画されたムック。小説の挿絵だけでは不明だったATの背面デザインが描き起こされたり、また小説本編には登場しないバトリング用・軍用AT等も掲載されているなどモデラー的になかなかツボを突かれる作りになっている。
この本以外には掲載されていない画稿も多いため、青騎士ファンには必携の一冊。
但し、模型作例の掲載は冒頭のディオラマフォト数点のみで、単品撮影された物や製作記事は基本的に無いので注意されたし。


GOOD 豊富な描き下ろし画稿 リョース少尉 マノリー伍長
BAD  特になし

設定画 ★★★★
カラー画稿 ★★★
独自性 ★★★★
総合 ★★★★

ディオラマフォト
幡池裕行イラストレーションズ
バトリング選手名鑑
書き下ろし小説「FEEDBACK〜誰かが霧の向うで」(はままさのり)
アニメ企画シナリオ80枚 (高橋良輔)
ゲストイラストレーション(岡本英郎・田村英樹・鈴木雅久)
デュアルマガジン版『青の騎士』再録
マンガ「THE LAST BLUECOMET」(小出拓)
『青の騎士 ベルゼルガ物語』
『青の騎士 ベルゼルガ物語 K’』
『完全版資料集 装甲騎兵ボトムズ』 
ムービック1987年2月発行 1200円

完全版と謳うだけあってメカやキャラだけでなく、美術設定画も余すところなく収録。ただし、一枚一枚の絵が小さい上、紙質・印刷ともに余り良くないため見づらく、資料に出来そうもない絵も多い。
カラーページにはビデオソフトのパッケージ用等に塩山氏や大河原氏が描き起こしたイラスト等が掲載されており、カラー設定画の掲載は一切ない。
メインキャラクターの身長・体重・血液型が掲載されている珍しい本。
主人公が女降下騎兵のオリジナル小説「バトリングルールブック」が時代を感じさせる。

GOOD 
膨大メカ・キャラ・美術設定画 名称初登場ビズィークラブ
BAD   
小さ過ぎて見難い設定画

設定画 ★★★★★
カラー画稿
独自性 ★★
総合 ★★★

スタッフインタビュー
アストラギウス銀河全域図
ヒストリー・オブ・クエントミュータント
ギルガメス・バララント両軍編成図
各章設定画集
バトリングルールブック(小説)



『TV』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』



『アドベンチャーヒーローブックス25 装甲騎兵ボトムズ 復讐の惑星シド』
頸文社1987年9月発行 580円

内容は当時各社から発売されていたアドベンチャーゲームブック。
あらすじは上右の画像のテキストにあるようにボトムズ世界を舞台としたオリジナルストーリーであり、部隊に裏切られた主人公の復讐行である。PS用ATジェノサイドドッグやストーミングトータスなどオリジナルのカスタムATはもちろん、草薙琢人氏による挿絵ではTV版やOVA版と同名のメカニックにも大きなアレンジが施されており、ブルーナイト同様ひとつのパラレルワールドを築いているとも言えるだろう。

GOOD 描き下ろしイラスト多数
BAD
 カラーは表紙のみ

設定画 ★★★
カラー画稿
独自性 ★★★★
総合 ★★★









































『復讐の惑星シド』

『BLUE KNIGHTU 青の騎士ベルゼルガ物語
IN THE TREE DIMENSIONAL WORLD』

HobbyJapan1988年7月発行 980円

一般のアニメムック的な作りであった『BLUE KNIGHT』とは一変して
模型作例を全面に押し出したムック。
月刊ホビージャパン誌の再録以外の新規作り起こし作例も、1/24テスタロッサを含め数点掲載されている。
画稿も小説最終巻「絶叫の騎士」に登場するものの挿絵になく形状が不明だったATを始め、テスタロッサの細部画稿など藤田一巳氏の手になるものが数多く掲載されているが、これらも基本的に他のムックでは見ることができないので青騎士ファンはやはり必携。

GOOD ハウリングベア、グラバール等豊富な描き下ろし画稿
BAD
 幡池版フィアダンベルの作例が無い

設定画 ★★★★★
カラー画稿 ★★★(注)
独自性 ★★★★
総合 ★★★★
(注:模型ムックのため作例のカラー写真の量・質による)

ミリタリーAT
バトリングAT
ピンナップ”テスタロッサ”
モデリングマニュアル
1/60青の騎士AT
1/35ディオラマ”パンツァー”
モデリングノート
最新ATデザイン&設定集
”絶叫の騎士”人名用語事典
青の騎士ATカタログ


















『青の騎士 ベルゼルガ物語』
『青の騎士 ベルゼルガ物語 K’』
『青の騎士 ベルゼルガ物語 絶叫の騎士』
『ENTERTAINMENT BIBLE.5 ボトムズ大図鑑』 
バンダイ1989年10月発行 780円

DM、オデッセイ同様伸童舎で編集されているが、
あくまでTVとOVAのメカ設定集というスタンスのため独自性は低く、
クレバーキャメルや描き起こしのギルガメスとバララントの次期主力ATが掲載されたりはしているところにほのかに伸童舎の香りがするという程度である。
文庫サイズで持ち運びしやすいが、当然絵は小さい。
印刷は悪い。

GOOD ポケッタブルサイズでいつでもボトムズ
BAD
 紙質・印刷共にイマイチ

設定画 ★★★
カラー画稿 ★★
独自性 ★★★
総合 ★★★

バトルオブボトムズ
AT大図鑑
ボトムズ大事典(歴史・AT開発史・AT概論・兵器体系・人物総覧等)













『TV』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『野望のルーツ』


『装甲騎兵ボトムズ パーフェクト3Dブック』
ホビージャパン 1992年11月発行 1200円 

基本的に、最初のTV放映時から1992年に至るまでに月刊ホビージャパンに掲載された作例の再録本。新規作例はMAX渡辺氏・野本憲一氏・藤田伸二氏・山田卓司氏・大輪正和氏が1作品づつ製作。再録の製作テキスト部分を省いた代わりに、収録作品は非常に多い。
巻末の設定資料集も発行当時までのボトムズ全アニメ作品のメインメカとキャラを網羅し、かつサイズと印刷も良いため資料としてなかなかに有用なものとなっている。

GOOD 10年間のHJ作例総決算
BAD 
新作は5つだけ

設定画 ★★★★
カラー画稿 ★★★(注)
独自性 ★★★
総合 ★★★★

(注:模型ムックのため作例のカラー写真の量・質による)



ウド
カラーピンナップ「レッドショルダー」
クメン
サンサ
クエント
アーマードトルーパーコレクション
ミニスケールボトムズワールド
ビデオメイキングレポート
モデラーズ・ボイス
特別インタビュー大河原邦男&高橋良輔
ザ・ラストレッドショルダー
ビッグバトル
野望のルーツ
機甲猟兵メロウリンク
設定資料集
プロダクションノート



























『TV版』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『野望のルーツ』
『機甲猟兵メロウリンク』


『ヒストリーオブ装甲騎兵ボトムズ』
ケイブンシャ 1994年3月発行 780円 80ページ

OVA『赫奕たる異端』のシリーズ開始に合わせて発売された本。
既発表のボトムズ各作品の大筋と主要キャラ・メカを収録している。
『赫奕〜』に関する記事は発売前ということもあってか序盤のものだけ。

GOOD 薄くて読みやすい
BAD
 内容も薄め

設定画 ★★
カラー画稿 ★★
独自性 ★★
総合 ★★

描き下ろしイラスト
赫奕たる異端
THE BATTLE
THE SOLDIER
THE BATTLING ROAD
ALL OF VOTOMS
sect1:スペシャルインタビュー(高橋良輔・今西隆志)
sect2:運命に挑む者たち
sect3:赫奕たる異端
sect4:アストラギウス銀河
sect5:ボトムズ戦歴
sect6:AT技術論
スタッフ&キャスト

























『TV版』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『野望のルーツ』
『機甲猟兵メロウリンク』
『ザ・バトリングロード』
『赫奕たる異端』


『装甲騎兵ボトムズ完全設定資料集』
ボークス 1996年 発行

当時ボトムズのガレージキットを精力的に商品展開していたボークスから発売されただけあって、線画の設定資料の収録のみに目的が絞られている。カラーページは全くない。 
『赫奕〜』のみAT以外のキャラ・メカの画稿も収録されている。
惜しむらくは紙質が悪く、印刷もカスレ気味であるということ。

設定画 ★★★★★
カラー画稿
独自性 ★★
総合 ★★★★


TV版設定資料集
メロウリンク設定資料集
赫奕たる異端設定資料集
1/8スコープドッグ製作スタッフ座談会
『TV版』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『野望のルーツ』
『機甲猟兵メロウリンク』
『ザ・バトリングロード』
『赫奕たる異端』
『ドキュメント・ボトムズ 高橋良輔アニメの世界』
霜月たかなか編著 三一書房2000年6月発行 1800円 263ページ

評論がメインの本。模型製作においての直接的な資料にはなりそうもないので注意されたし。
(評論本)

『ボトムズ・アライブ』
岡島正晃 あさのまさひこ 中島紳介著 太田出版 2000年8月発行 1900円 318ページ

基本的には評論とインタビューがメインの本だが、一将校の目を通して、キリコやメロウとはまた別の視点でボトムズの世界を描いた岡島正晃氏の短編小説「戦場の装甲騎兵」が上田信氏の素晴らしい挿絵とも相まって白眉である。この短編のためだけにこの本を買っても損はしないと断言する。但し、作者が本編の設定にヒントを得てイメージを膨らませた二次創作であるため、どこがそうであるのか理解できるマニア向けの小説であることを付け加えておく。
(評論本)


『装甲騎兵ボトムズ AT カラーマテリアルズ』
WAVE 2001年2月発行 2500円

2001年までの全アニメおよび家庭用TVゲーム作品に登場するATの設定資料を網羅した本(メロウは除く)。オールカラーだがゲーム登場ATの一部は線画で収録。
これからボトムズの模型用資料を集めようという方には、最初に入手して欲しい一冊。

GOOD 紙質・印刷共に良好 
BAD メロウは割愛 

設定画 ★★★★★
カラー画稿 ★★★★★
独自性
総合 ★★★★
『TV版』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『野望のルーツ』
『ザ・バトリングロード』
『赫奕たる異端』
『ライトニングスラッシュ』
『鋼鉄の軍勢』


『装甲騎兵ボトムズTRPG』
トイ・インターナショナル著
エンターブレイン発行 2001年4月発行 3800円

TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)のルールブックという珍品。
ゲームに使用するメカニックということでTVから青騎士まで大層な量のATを収録しているのだが、青騎士関係は全てデュアルマガジン版。デュアルマガジンの「AT開発史」に登場したATも網羅されているので、そういう意味でも珍品となっている。但し、全てのメカニックはそれぞれ設定画一枚のみなのでスクラッチや改造の資料にするには少々厳しいかもしれない。

GOOD 珍獣AT大挙再録
BAD 定価高過ぎ

設定画 ★★★★★
カラー画稿
独自性 ★★★
総合 ★★★
『TV版』
『デュアルマガジン』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『野望のルーツ』
『機甲猟兵メロウリンク』
『ザ・バトリングロード』
』『赫奕たる異端』
『ライトニングスラッシュ』
『鋼鉄の軍勢』
『ボトムズバイブル』
樹想社 2001年9月発行 2500円 225ページ

かつて『ボトムズオデッセイ』を世に出した大徳哲雄氏により16年ぶりに作られたムック。
しかし大徳氏以外のスタッフは当時の人間ではないのでオデッセイのノリを期待すると痛い目にあう・・・かもしれない。
オデッセイへのオマージュなのか二次創作的な記事が多いが、オデッセイのそれが描きおこしイラストと解説がセットだったのに対して、アニメ用の設定画に創作解説という手法が目立つ。そのため混乱する向きもあるかと思われるので、ヘヴィユーザー向けの一冊。

GOOD 分厚い
BAD ちょっと微妙なニックネームセンス

設定画 ★★★
カラー画稿 ★★★
独自性 ★★★
総合 ★★★

甦る装甲騎兵
イラストレイテッドオブアーマードトルーパー
(装甲騎兵用迷彩パターン・ギルガメス軍装甲騎兵科徽章コレクション)
ATコンプリートファイル Act1
アストラギウス銀河史
装甲騎兵伝 ザ・ボトムズ
装甲騎兵聖典
高橋良輔インタビュー
モデラー座談会
フィルム・ボトムズのテイスト
再現!レッドショルダーマーチ
『TV版』
『デュアルマガジン』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『野望のルーツ』
『機甲猟兵メロウリンク』
『ザ・バトリングロード』
』『赫奕たる異端』
『ライトニングスラッシュ』
『鋼鉄の軍勢』
『ボトムズアーカイブ』
樹想社 2002年6月発行 2500円 240ページ

『ボトムズバイブル』のシリーズ第二弾。
前作と同様の編集スタンス。
青騎士の主要ATを、それまでに発表された画稿をベースにアニメ用設定画風の線画にリライトして掲載するという珍しいページあり。
続刊が予定されているかのような記述がみられるので、期待・・・したい。

GOOD 分厚い
BAD パート3が2007年春現在未だに出ない

設定画 ★★★
カラー画稿 ★★★
独自性 ★★★
総合 ★★★
『TV版』
『デュアルマガジン』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『野望のルーツ』
『機甲猟兵メロウリンク』
『ザ・バトリングロード』
』『赫奕たる異端』
『ライトニングスラッシュ』
『鋼鉄の軍勢』
『青の騎士ベルゼルガ物語』『青の騎士ベルゼルガ物語K'』


『装甲騎兵ボトムズ AT完全設定資料集』
スタジオDNA 2005年2月発行 2310円

1983年〜2005年までのアニメ・ゲーム作品に登場したATを網羅した本。
各メカに高橋氏・大河原氏・井上氏のコメントあり。
ブルーナイトは無し。

GOOD ほぼ全ての作品の設定画を網羅
BAD カラーP無し
設定画 ★★★★★
カラー画稿
独自性 ★★★
総合 ★★★★
『TV版』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『野望のルーツ』
『機甲猟兵メロウリンク』
『ザ・バトリングロード』
『赫奕たる異端』
『ライトニングスラッシュ』
『鋼鉄の軍勢』


『タタキツクルコト』
倉田光悟郎著 インフォバーン発行 2000円

巷を騒がした(?)1/1スコープドッグの製作記。「原寸大のスコープドッグを鉄で作ると如何な物になるのか」ということをうかがい知ることが出来る稀有な本。

GOOD 本物だけが持ち得る何かがある
BAD
 特に無し
設定画
カラー画稿
独自性 ★★★★★
総合 ★★★
(非設定本)

『装甲騎兵ボトムズ スコープドッグ アクティックギア スペシャル』
メディアワークス 2006年7月発行  3360円

「野望のルーツ」に登場したオドン調査隊仕様のアクティックギア(以下AG)・スコープドッグが付属するのがウリ。内容はAGで発売されたスコープドッグ系列のみの商品紹介および作例と、やはりスコープドッグ系列のみの設定画を掲載している。

GOOD 紙質、印刷共に良し
BAD
過去の資料本を持っている人には必要ないかもしれん。でもオドンタコが欲しい人は買ってしまう(俺のようにな)。

設定画 ★★
カラー画稿 ★★
独自性 ★★
総合 ★★
『TV版』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『野望のルーツ』
『機甲猟兵メロウリンク』
『ザ・バトリングロード』
『赫奕たる異端』
『ライトニングスラッシュ』
『鋼鉄の軍勢』


『装甲騎兵ボトムズ パーフェクトガイド』
日経エンタテイメント 日経BP社 2006年8月発行 1500円

1983年〜2006年までのTV・OVAのおおまかなガイドブック。
ストーリーに沿ってキャラクター・メカニックも紹介。
紙質、印刷共に非常に綺麗で読みやすいが、模型用に使うには収録資料の絶対量が足りないかもしれない。

GOOD 綺麗で見やすいレイアウト
BAD
載ってない設定画も多い

設定画 ★★
カラー画稿 ★★★
独自性 ★★
総合 ★★★

新兵に捧ぐ!装甲騎兵ボトムズ基礎教練
ストーリー解説ウド・クメン・サンサ・クエント・OVA
小説ボトムズ『いちぶんの一』(日経キャラクターズ連載・再録)
インタビュー(高橋良輔・塩山紀生・郷田ほづみ・タカラトミー幸+高岡)
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付録カードゲーム「ザ・ブロウバトル」
『TV版』
『ザ・ラストレッドショルダー』
『ビッグバトル』
『野望のルーツ』
『機甲猟兵メロウリンク』『赫奕たる異端』


設定画 ★★★★★
カラー画稿 ★★★★★
独自性 ★★★★★
総合 ★★★★★

文・編集/DIO






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