『ATH-14SA スタンディングトータスMk-II』
製作:zan
ベースキット:WAVE(旧ユニオン製) 1/60 スタンディングトータスMk-II
余りネット上で見かけない、希少種に位置する宇宙亀です。
某ネット上のコンペで発表済の作品ですが、こちらの総合INDEXの穴埋めとなれば
幸いと考え、投稿させて頂きます。
胴体:上下に計3mm程引き延ばして、前後で1mm短縮。
ハッチは側板の使える部分だけ無理矢理流用。正面部分は1mmプラ板を
手で曲げて成形後、0.5mmプラ板を瞬着で積層してから削り出し。
胸部11mm機銃は1.6mm真鍮パイプを、アンテナは0.5mm真鍮線&1mmスプリングを使用。
頭部:アゴの一部はキットパーツをゲージ代わりに使用。
それ以外は全て1mmプラ板積層からの削り出し。
カメラアイは壽屋モビルパイプとWAVEのHアイズをそれぞれ使用。
バックパック:省略されたディテールをプラ材で適宜再現。
金型流用の都合で上部タンク背面の角度がおかしいので修正。
腰部:腰部全体で前後に2mm幅詰め、左右に2mm幅増し。
股関節軸は出来るだけ下げた位置で取り付け。
脚部:太ももは合わせ目で1mm幅増し。ヒザ関節部分は5mm角棒をベースにプラ板積層。
スネは合わせ目で1.5mm幅増しし、ヒザとスネ前面はプラ材積層で曲面出し。
上部は宇宙用装備を増設したものとしてプラ板積層でボリュームアップ。
下部は逆にパーツの肉厚ギリギリまで削り込んで別パーツ感を出した。
スネと一体化している足首は切り離した後、左右2mm前後(多分)2mm幅詰めし
ナナメになってる底面をプラ板で修正、足の甲と足首基部もプラ板積層。
足裏パターンは足首一体型のタートル系に準じて製作。
腕部:一体化している肩と上腕を切り離して整形。上腕は(多分)1mm程短縮。
下腕部は肘関節辺りで1mm程延長。また、肘関節の形状が変で
全く可動しないので、プラ材で適宜整形し可動範囲を確保。
手首は左右の武器持ち手と握り手を製作。基部は5mm角棒からの削り出し。
指は1.6mmプラ棒から製作。
関節:全てポリ化(足首だけイエサブ「関節技・最小」使用)。
スペースの問題で肘、肩、ヒザ関節にはT字型のポリランナーを使用。
武器:キット付属の8連ミサイルランチャー、6連ミサイルポッドx2と、
他キットから流用のハンドロケットランチャー、ソリッドシューターを製作。
それぞれ細かい部分のディテールアップと後ハメ加工程度。
塗装:全て水性塗料で。混色グレー>白ハイライト>基本色>光沢クリア後に墨入れ
>ツヤ消し吹き>ウォッシング風処理>ウェザリングを適当に>ツヤ消しで〆
尚、8連ミサイルランチャーのミサイルは汚れてる訳がないので汚してません。