パープルベア
制作 MIGHTY-DOG

作品の詳細、キットの世界観

うちのサイトでは、現在のところTV版のボトムズに関するものしか扱っていません。
TV本編の第4話「バトリング」及び第12話「絆」で登場したものです。
あの当時のアニメ自体の作画はかなりいいかげんなところもあり
はっきり言って色以外はあまり参考になりませんでした。
脇キャラですから登場する場面も限られてますし
それも動きの速いワンカットずつといった感じです。
ですから、実際にはWAVEのATカラーマテリアルズなどを参考につくりました。

1/24ではボークスのガレキなどがあるようですが、1/35ではキット化
されていないので、タカラのスコープドッグを改造してつくりました。
改造と言っても、設定画をよくよく見ると、ずいぶんちがいがあり、非常に苦
しみました。はっきり言えば、「スコープドッグを芯にしてスクラッチした」
という感じです。こんなに手のこんだことをやったのは初めてなので、なんと
完成までに3ヶ月半を要しました。

《スコープドッグ系基本改造》
うちのサイトにあるドッグ系共通の改造の主な点です。
・足の幅詰め
・足首可動化(ボールジョイント)
・ヒザ関節ポリキャップ化
・太股幅詰め
・股関節可動化(ボールジョイント)
・左右腰アーマー可動化(真鍮線)
・胴体後ハメ
・肩関節可動化(ボールジョイント)
・上腕寸詰め
・手首可動化(ボールジョイント)
・手の小型化(削り込み)

《パープルベアーへの改造》
・足はスコープドッグのようにターンピックがなく、内外同型のものなので、
 スコープドッグのキットをもう1つ用意して同じものを貼りあわせたあとに
 パテ盛りして成形しています。

・足甲・カカトのアーマーは丸みのある形なので、プラ板を貼った後に削り出しました。
・ふくらはぎは、接着後、プラ板とパテで成形しています。ここもスコープド
 ッグとは形がちがいます。もちろん膝のアーマーもまったく違う形状です。

・腰の左右のアーマーは、後端が微妙にちがうのでここもプラ板で成形。
マガジンなどはついていないので削り取ったあと成形しています。

・腰の中央のオチ○チンの部分のふくらみもスコープドッグには見られないも
のです。これもパテで成形。
また、腰の後ろのアーマーの突起も形状がちがいます。これも削り出し。

・腹部は、濃色部も微妙にちがうのでパテで成形後、淡色の張り出しの部分を
 パテとプラ板で作成。ステップバーは針金。背中も角のつき方がスコープド
 ッグとはちがうので、プラ板とパテで成形。スジボリがヘタなので
スミ入れするとキタナイですね。こういうところがシロウトです。

・肩は丸いアーマーではないので、プラ板積層でパーツをつくり、接着。リベ
 ットも貼りつけました。

・下腕も形状がちがうので、プラ板で作成。

・問題の頭部。どうも丸みがちがうので、スコープドッグの頭部を芯にしてプ
 ラ板で周囲を囲み、その上にパテ盛りして磨きこみました。アンテナはスコ
 ―プドッグのものを片側だけ使用。バイザーは、スコープドッグのものを芯
 にしてパテをもったあと、ひたすら削り込み、最後にリベット打ち。レンズ
 はプラ棒をくりぬいたものにHアイズをはめこんでいます。





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