ブラッドサッカー
制作 T博士

はじめに みなさんこんにちわ!出島人のTと申します。

■製作編
マックスファクトリーのATキットはソフトビニール製の物で
小さい部品の一部などがレジンキャストパーツとなっている。
組立は至って簡単で、
ビニール袋にごっそり入っている部品から余分な湯口をはさみで大まかに切り抜き、
あとはお湯を張った鍋でぐつぐつと煮込みます!
三日間も煮込むと、それは美味しい(?)ソフビシチューが出来上がりますので、
そうなる前にフニョフニョになった部品をすくいあげ、
パーツが通常有るべき形に戻ったら水で冷やしてまた固くします。
パーツが固くなったらデザインナイフ等で綺麗に余分な部分を全て切り抜きます!
あとは仮組を行いつつ各パーツの組み合わせを伺います。 
接着は塗装するのに支障のない程度まで行ってしまいます。
接着自体は瞬間接着剤(低粘度)を使用して流し込みながらカポカポとくっつけていきます。
はめ込みで接合する部分は塗装後に熱を加えてはめ込むので、そのままにします。

■塗装編
製作をあっと言う間に終わらせて、いよいよ塗装です。
マックスファクトリーのキットがソフトビニール製な訳が少し分かったような気がします。
創設者のマックス渡辺氏は以前から
「もっと塗装を楽しんで欲しい」と常々言っておりましたので
「これは、塗装をより楽しめるように、組立に手間のかからないソフビキットにしたのか!」
などと勝手に解釈しながらサフ吹きを行います。
ソフビキットを製作するとき読む本読む本毎に言っている事が違う部分でもあります。
ある本では「サフ吹きは塗幕剥離に繋がるので、塗らない方が良い」かと思えば
「通常通りサフ吹きして大丈夫」という本もあれば
「ソフビキット用のサフなら良い(←実際にソフビキット用のサフを見た事はない)」
とか書いてあるので、とりあえず自分がやってきて大丈夫な方法を選択!
迷わずサフ吹きしました。
ソフビキットは、袋のように成型されているので、
湯口の部分にしかパーティングラインは無いとは言っても、
結構パーツ表面に細かなひっかき傷みたいな物が付いています。なので、
サフ吹きの時点で直してしまいました。

●レシピ
 黒・・・・・・つや消し黒+シルバー少量 
赤・・・・・・モンザレッド+黒 
フレーム・・・ジャーマングレー4本+シルバー1本

全体的に普通に塗装した上にシルバーで剥げチョロ塗装を施しました!
下へ行くほど剥げチョロを多くしてみました。
イメージ的には、大河原邦夫氏が描くATイラスト風と言う感じにしてみましたがどうでしょう? 
実は、ダークネスな雰囲気を黒以外で表したくて、
黒い部分を当初「ダークブルー」で塗装したのですが、
このままでは「恐らく撮影したら何が何だか判らなくなる」
と危惧して明るく塗ったらマジで明るくなってしまい、
泣く泣く塗装し直したという悲しい思いでも出来ました。(T^T)
黒にシルバーを混ぜたのは、撮影のライティングに映えるかな?と思って混ぜましたが、
実際に撮影してみれば、劇中同様なにがなんだか判らないまま・・・
「黒くてみえね〜〜〜〜〜っ!」であります。(^_^;
塗装が済んだら、乾燥を待って温風をあてながらフニョフニョにしてパクパクはめ込みます。
それからつや消しクリアーを吹いて完成!!
墨流しはソフビキットなので、所々深いモールドの部分だけレッドブラウンを入れましたが、
それすら目立ちません(^_^; 
こんな感じで、ドコも手も何にも入れてない素組キットですが皆さんお許しください〜〜っ!
でわん!





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